夏になると戦争関連の報道が増え、戦争は絶対にくりかえしてはいけないという思いを新たにします。今でもよく思い出します。昭和２０年８月、私は国民学校４年生の時、
昨日まで学校で習っていた、国語、修身等の教科書を８月１５日の戦争が終わった後、
９月の２学期が始まると各教科書に墨をすり、筆で先生が言われるところを塗、文字が見えないようにし勉強しました。また戦争が終わるまで毎日朝礼で教育勅語を唱えてから勉強しましたが、それも唱えなくてもよくなり、何もかも大きく変わりました。
校庭はサツマイモ畑になっていて、４年生の私たちが夏休み中水かけ当番で行きました。戦争が終わった次の年より学校の校庭は元通りになり、運動会など出来る普通の学校に戻りました。
この頃防衛費増大を決めてしまう政府、世論操作で簡単に戦前に戻ってしまいそうな危うさを感じます。戦争はどのような理由であれしてはなりません。
